刺身天国



夫がゴチしてくれるというので、「紋屋」に行く。20時ごろ。
刺身ラブなわたしは、刺身のうまい店はそれだけでラブなお店になります。ここは刺身がうまくて、日本酒もそこそこ多い。人にご馳走する(ご馳走される)にはいいお店です。欠点はかなりお高いこと。府中という田舎にあるまじきバリバリの東京価格である。コースだとそうでもないのだけど、アラカルトで食べたいものをオーダーするとかなり冷や汗が出る。ものすごく久々に行ったが、応対をしてくれたオバちゃんがイマイチでちょっと興ざめした。おいしいもの食べてもこれだと、ちょっと悲しい。
上は今年お初の岩牡蠣。妙にあっさりしてた。
下は刺身の盛り合わせ。1人前3000円。カレイがうまかった。
あとは〆張鶴の純を飲んで(夫は出羽桜)、茹で蚕豆、げんげの天ぷら。「げんげ」ってすごくおいしいのねー(こういう魚)。皮がぶよぶよのゼラチン質。うまい。夫はゼラチン質好きじゃないからイマイチな顔してたけど。
もう一杯飲みたいよーというお願いは却下されて、別の店でシメにごはん。
「茶らく」で静岡産葉わさびと湯葉の豆腐ぶぶ茶漬けを食べる。夫は鮭とイクラの親子かつおだし茶漬け。年をとってきてようやく、「飲んだ後にごはん」の意味が分かってきた。でも未だに「飲んだ後にラーメン」は同意できない。
ここ、一応飲み屋なんだけど、私たちふたり、おもむろにお茶を頼んでお茶漬けだけさっさと食べてオワリ。なんだか嫌な客ですね。でも、店員の女の子は優しくてちょっとほっとしました。今度はちゃんとお酒飲みに行こうと思いました。

富山の漁 紋屋
お茶漬けダイニング 茶らく(さらく)お茶漬け・お茶・デザート・お酒