ブリ大根


朝からブリ大根を仕込んでいました。だから、わざわざ米を買いに走る必要があったんです。
私は、母がブリが嫌いだったため、ブリ大根という料理を知ったのは大学生になってから。うちの実家では、大根の炊き合わせの相手といえば、揚げ以外になかろう…という家だったので、「大根といえばブリ」が定番であると知ったときの驚きは、結構大きかったです。
嫌いじゃないけど、食べなれないから、やっぱり作るのも苦手…ということで、今日は根本きこさんのレシピに従って作ってみました。まずはフライパンでブリを焦げ目がつくまで焼き、次に米一掴みを入れたお湯で下湯でした大根も同じように両面をこんがり焼きます。酒とみりんを混ぜたものに、ねぎしょうがとともに具を加え、アルコールを飛ばしたらしょうゆを加えてコトコト煮込む。
私が知っているレシピとはちょっと違うし、なんだか贅沢な作り方だなぁ…と思いつつ実践してみましたが、とてもおいしかったです。大根を下茹でしたうえに焼いているので、短時間でもしっかり味が入るし(隠し包丁も入れているし)、ブリの臭みも全然ない。こういうおかずがちょっと苦手な夫ももりもり食べてました。
奥は水菜のざく切りにオーブントースターで焼いたお揚げの刻んだのとすりごま乗っけたサラダ。ごましゃぶのタレにポン酢と水少々を加えたものをかけて食べました。