シュークルート


「天然生活」に連載されている平野由希子さんの「今月のMENU(ムニュ)」を楽しみに読んでいる。3月号のレシピはシュークルート。フランスはアルザス地方の名物料理で、塩漬けキャベツとそれを使った煮込み料理のことをそういうそう。
塩漬けキャベツって、ようはザワークラウト。ざく切りしたキャベツに塩を振っておいておくと、「自然な乳酸発酵のおかげで深みのある味になる」とあったので、チャレンジしていました。
レシピではキャベツ1.5キロに対して、塩大匙3、水200CCでしたが、その半分で。ボウルに材料を入れて、軽くラップで密着させ、その上に漬物用の重石を乗せてリビングの片隅に10日放置。腐らんのかな…と少し心配しましたが、7日目を過ぎた頃からただ塩辛いだけだったのが、爽やかな酸味を漂わせ始め、10日目には立派な漬物になっていました。普通にかじってもおいしい。びっくりした。
これに、塩をすり込んで一晩寝かせた豚バラ肉を大きめに切ったものと、ソーセージ、じゃがいもを加えてコトコト煮る。
単に時間がかかるだけで、難しいことは全然ないのだけど、とてもおいしかった。ただ、うちには塩気が結構きついかったのがちょっと残念。塩豚の塩を1/3に減らせば、もっとおいしかったと思う。
せっかくなので、もうひとふん張りして、高山なおみさんのレシピでプレーン食パンを焼きました。色はさびしげですが、耳の部分がカリカリしていておいしい。どっしりした食べ応えのあるパンで、シュークルートとよく合いました。

天然生活 2008年 03月号 [雑誌]

天然生活 2008年 03月号 [雑誌]

高山なおみの料理

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