鯵ときゅうりの酢の物


魚屋をのぞいたら、あじが安かったので一尾購入。いい機会なので、前から作ってみたかった、神田裕行さんのレシピで酢の物を作ってみる。
このレシピで興味深かったのは、あじをしめるときに柑橘類の絞り汁だけを使うってところ。今回は八百屋で5個100円で売っていた「へべす」という果実を使っています。
これ、調べたら「平兵衛酢」って書くみたい。種が少なくて果汁が多く、香りはちょっとミカンに近い感じで、酸味はまろやかです。焼酎の割り物で使ってもよさそうだなぁ。
で、もうひとつ、このレシピの面白いところは、脇に添えたきゅうり揉みの作り方。
最初に塩でしっかり擦り、さっと熱湯をかけるんです。なんでも、きゅうりの青臭さは皮にあるため、この下処理を行うことで臭みをのぞくんだそう。今までそんなこと、気にしたことなかったけど、やっぱりさすがプロのひと手間は違うなぁ…と。手間をかけた分だけ、いつもより食べやすくなった気が。
あじを器に盛り、きゅうりを添え、レシピにはないけどついでに青じその千切り、青ねぎの小口切りも添え、おろししょうが、しょうゆと酢を1:1で割ったものを回しかけて完成。んー、やっぱり、プロの人のレシピはかける手間が違います。でも、おいしかったー。
奥は、作り置きのなすの田舎煮、うの花。味噌汁の具は干ししいたけ。