渋皮煮


先日、理由もわからずうまくできたのに味をしめて、もう一回渋皮煮を作ってみる。今回使った栗は、前回よりもふた回りほど大きく、立派で、うまくできたらおいしそうだなぁ…って栗。
だったのに、なぜかうまく作れなかった…。
まずくはないのですが、ほっこり仕上がらないのね。んー、どうしてだろう…と食べたながら考えて、ようやくひとつ思い至ったのは、しっかり下ゆでしてないからじゃね!? ってこと。
栗の渋のモロモロを取るのに、何度も茹でこぼしますが、私は「茹でこぼし=沸いたらすぐに湯を捨てる」と思っていました。だけど、今まで渋皮煮に使ってきた栗は、「渋皮煮にするんだから」という理由で、ずっと立派な栗を使ってきていたんですが、逆にそれがアダになっていたんじゃないかと。うまくできた時に使った栗は、比較的小ぶりだったから、茹でこぼすだけで中までほっくり火が通ったんじゃないか、と。
んな簡単なことに何年も気づかんかったんかー、と自分を責めたい気分で一杯なんですけど、もう一回チャンレンジするかどうかは、ちょっと迷い中…。