大根の煮物


大根1本まるごと、皮を分厚く切って、煮物に。「好日弁当日記」の大根の柚子煮を参考に、柚子風味に仕上げてみました。
大根を下煮して、柚子を絞って準備していると、部屋中、大根の風味とゆずの香りが重なって、何ともいいにおい。夫は「正月の匂いがする」と言っていましたが、何だかわかる気もします。
下煮した大根を、だし、調味料を加えた汁で炊き、最後に柚子のしぼり汁をプラス。後味さっぱりの煮物になりました。
ただ、私の味付けがちょっと弱かったせいか、普通に食べるとちょっと物足りなかったので、味噌だれ(白みそ大さじ2を日本酒大さじ2、みりん大さじ1を弱火にかけながら練り、最後に卵黄1個を加えて、ぽってりするまで練り上げる)でをつくり、それをつけながら食べました。なかなかいい感じでおいしかったです。
大根の面取りをした時に出たくずと、下煮した煮汁(いい出しが出ていたので捨てるのがもったいなく)を使って大根飯。浸水して水を切った米と大根を土鍋に入れ、冷ました煮汁を普通の水加減と同量に注いで、いつも通り炊くだけ。炊き上がったら、みじん切りにして、塩少々で揉んでおいた葉を加え混ぜて一緒に蒸らしています。
水加減も問題なく、いい具合に炊き上がりました。これもおいしかった。